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インドホテルベンチャー不動産「OYO」

事務所界隈を散歩していると六本木駅の貼紙広告で、発見!?ちょっと面白そうと感じ調べてみた。インド最大級のホテルチェーンに急成長した「OYO」は、インド国内350都市で10万以上の客室を展開しています。
2012年に小さなホテル利用者向けのホテル予約サイトOravel Staysを立ち上げたが、3ヶ月間旅行し100軒以上の宿泊施設を体験したことでクオリティの低さに痛感し、2013年にOYOを立ち上げた。OYOはホテルと提携して一部の部屋を借り運営を開始。インドで創業したホテルベンチャーではあるが、今は一棟まるごと運営もし、マレーシア、ネパール、アラブ、インドネシア、イギリスと勢力を拡大しています。

民泊ではなく、中期滞在の不動産参入

敷金・礼金・仲介手数料ゼロ
家電・家具付きの部屋
スマートフォンで契約から退去
3日間の「住み試し」も可能
 
そして日本の社名は、OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社。確かに民泊の法規制により一旦落ち着き、今後どのようなリスクがあるかもわからない所より、不動産業界にシフトしたこのビジネスモデルは目から鱗です。

IT能力の強さが差別化をはかっている

本体の従業員約8500人のうちデータサイエンティスト、人工知能(AI)などのIT技術者が700人超を占めています。IT技術を宿泊業界の差別化として展開している点は、自分達の得意分野を他業種変換しているのが参考になります。
 
宿泊データは、AIで空室料金変更や常需給のミスマッチを発見し、稼働率を最大化しているようです。ホテル運営に必要な機能をスマートフォンアプリとして提供し、スマホ1台で経営できる環境を作りだしているのは凄いです。ホテル運営とITを自社で行っている点が他社との差別化となっていて、私達にも勉強になる点が多々あり、今後の役立ていこうと思います。

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