愛媛県、日本三大古湯の道後温泉より北に20分。五明高原の小高い丘の上に、その建物はあります。
建築・設計は世界的建築家、安藤忠雄氏。1998年に建てられました。
表向きには「エリエール美術館」として一部のみ公開され、ピカソやシャガールのコレクションを保有していながらも、実際はウェブサイトも無いほどにプライベート性が高い美術館であり、実際は建物の大半は、一部の限られたゲストのみが滞在するシークレット・ゲストハウスとして使用されていました。
時は流れ、約17年の歳月を経て、2015年、ついにその秘密の建物はラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪」として生まれ変わり、一般公開されました。メインギャラリーや、2つのプール、展示スペースやラグジュアリーな客室は、当時のまま活かされ、日々訪れる世界中のアート・デザイン・建築の愛好家からの高い評価を得ています。