飲食店デザイン研究所のノウハウを活用したホテルレストラン
1.入りたくなるデザイン
観光地や人通りのある立地の時は、宿泊者のために内側に向けるのではなく、外部に向かってデザインをします。
・人が人を呼ぶデザイン
外を歩く人が入りやすい配慮をしていきます。お客様だけではなく、スタッフも含めた人の動きを見せるプランにすることで、賑わいが伝わります。その動きを外部へ見せることで、入りたくなるデザインになります。
・ラウンジがカフェテラスに
内外を繋げることにより、外部から自然に入りやすい環境を作ります。
フロントやラウンジが、カフェテラスのように飲食スペースとも共有させることで、誰でも気軽に利用できる空間をデザインします。
2.また来たくなるデザイン
・宿泊者にホテルとは異なるシーンを見せる
ホテルの空間デザインとは異なる印象、又は機能を入れていきます。ビジュアル的なシーンを変えたり、利用用途自体を追加します。そうすることで飽きることなく、また利用してもいいかなと思わせることができます。さらに印象に残る空間演出にすることで、記憶に残ります。また近くに来た時に思い出しやすくなります。
・マイナスのデザインをなくす
ホテルの出入口付近が、騒がしかったりしますと、食事をしている人にとっては迷惑です。
- 視線や音を遮る計画をします。
- エアコンや換気の風が直接当たらないように計画をします。
- 利用シーンを考慮した椅子やテーブルの高さにします。
- 椅子のクッション性もその場所に最適な硬さにすることで、お客様には何も気にしません。
嫌な思いをせず、普通に使えること自体が、リピーターに繋がります。
3.行きたくなるデザイン
・ホテルとは別ブランドに見せる
誰でも入れるような印象をつけます。飲食スペースだけの店名やロゴをつけることで、ひとつのテナントに見せます。
ホテルとは異なるコンセプトをつけることで、飲食店としての集客力をつけていきます。
・ワンシーンを作り込む
映画のワンシーンのような素敵な世界観を画像とキャッチコピーで表現します。そうすることで、スマホでウェブサイトを見たときに、瞬時に理解させます。分かりやすさを意識した販促素材を用意します。